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宮城米の品種
米どころ・宮城の風土と歴史

宮城の水田みちのく宮城は、おいしいお米の産地。耕地面積の8割を水田が占めています。
その昔、藩祖・伊達政宗が大規模な米作の拡大政策をとったことから、日本有数の米どころとしての歴史が始まりました。河川の改修や治水工事、開墾、収穫した米の集積、江戸への輸送など、あらゆる面に大きな力を注いだ結果、仙台藩は江戸の食糧基地となったのです。
その一方で、東北地方は冷害による不作にも苦しめられてきました。宮城も例外ではありません。しかし研究につぐ研究の結果、冷害や病害虫に強い待望の品種が生まれました。その後もさらなる改良が重ねられ、現在のおいしい宮城米が生まれたのです。

宮城県で栽培されている主な品種

お米宮城のお米の代名詞にもなっている「ササニシキ」ですが、現在の主流品種は「ひとめぼれ」です。平成18年度の宮城県内水稲うるち米作付面積では、シェアの第1位が「ひとめぼれ」(83%)、2位「ササニシキ」(11%)、3位「まなむすめ」(3%)、以下「コシヒカリ」「たきたて」の順になっています。

ひとめぼれ

平成3年、古川農業試験場において育成された、中生(なかて)の品種です。母親は「コシヒカリ」、父親は「初星」です。香りがよく、粘りもあり味も優れていることから、作付け面積が急増、宮城米の代表的存在になりました。全国的にも人気が高いお米になっています。冷害に強く、質・量ともに安定しています。

ササニシキ

昭和38年、母親は「ハツニシキ」、父親は宮城米の元祖「ササシグレ」です。収穫量の多さと味のよさで高い評価を受け、宮城といえば「ササニシキ」と言われるまでになりました。香りがよく、お寿司のシャリに最適なお米です。

コシヒカリ

昭和19年に新潟県農業試験場で交配、「越南17号」として福井県農業試験場にて育成され、昭和31年に「コシヒカリ」としてデビュー。全国で最も多く作られている品種です。
粘りがあり香りや食味がよいので人気があります。寒さに強い反面、病気に弱く、収穫前に倒れやすいのが難点です。この「コシヒカリ」のおいしさをしっかり受け継いだ子どもが「ひとめぼれ」です。

まなむすめ

平成9年に古川農業試験場で育成された中生の品種で、平成10年から一般農家での作付けが始まりました。
父親は「ひとめぼれ」、母親は「チヨニシキ」です。粘りは「ひとめぼれ」に近く食味も良好なうえ、いもち病にも強い品種です。

みやこがねもち

食べた時の香りが非常に強く、旨みも強い。また非常に粘りもあり、もち米の中では最高級の“こがねもち”。宮城県で奨励品種に採用する際、県内で一部作られていた“黄金糯(こがねもち)”と区別するために“みやこがねもち”と命名されました。
栽培特性が、本県の土壌、気候、環境等に特に合致するため、他県の“こがねもち”よりも品質がよく、「特A」という最高位にランク付けされています。
主食用はもちろん、和菓子、あられ等の原材料用として全国に流通しています。

たきたて

平成13年に宮城県古川農業試験場で生まれた新しい品種です。アミロース含量が一般のうるち米の半分程度の“低アミロース米”で、粘りが一段と強く、冷めても食味は良好。おにぎり・弁当などの持ち帰り食品、レトルト米飯、アルファ米などに適しています。「冷めてもかたくならず、おいしさが長持ち。いつでも炊きたてを味わえる」との意味をこめて「たきたて」と命名されました。