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おいしさの
追求
プロ集団だからできること
お米は膨大な品種改良を重ねて日本の気候風土に馴染んだ植物で、実に1,200を超えるといわれる品種交配の歴史に培われてきました。
ひとめぼれやコシヒカリといった人気品種の結実に秘められた、農場関係者の並々ならぬ苦労が“お米の文化”を支えてきたことを私たちは真摯に受け止め、次代への継承を目指しています。
また、お米という自然の作物を、銘柄だけでなく実物の品質で判断した上で、ブレンドによる食べ方のアドバイスや新商品の開発を行っています。「おいしい」食生活の創造も、私たちの大切なテーマです。
お米マイスターがいる会社
お米マイスターは、お米に関する専門職経験がある人のみに受験資格がある、いわば、お米の博士号とも言える資格です(マイスター(MEISTER)は、ドイツ語で「巨匠・師匠」の意味です)。
タカラ米穀のお米マイスターは、「お米に関する幅広い知識を活かし、米の特性(品種特性、精米特性、ブレンド特性、炊飯特性)を見極め、その米の特長を最大限活かした「商品づくり」を行い、その米の良さを伝えていきます。
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米文化への
支援
“お米のコンサルタント”としての役割
タカラ米穀は、お米のスペシャリストとして当社が培ってきたノウハウを使い“お米と社会のコンサルタント”として、ソフトの面からも食文化を育ててまいります。
お米の総合メーカーとしてグループ企業との総力をもって、コンサルティング事業を展開し、お客様のニーズに応えています。
炊飯技術の指導やお米に関する研究会をはじめ、店舗の出店における人材から経営までのあらゆるノウハウの提供など、従来の食材供給という枠をこえたソフト面の供給にも力をそそいでいます。
地域社会と未来を見据えた多角経営
お米の文化を守り育てるため、月に一度の生活応援セールを行い地域の皆様へ日本の米のおいしさの提唱をしております。また一方で、よりお客様と地域社会への貢献を図るため、生活に必要なエネルギーである灯油の供給にも着手しています。タカラ米穀はあらゆる視点から明日への飽くなきチャレンジを続けています。
3
安心の
提供
お米のチカラを損なわない生産工程の追求
タカラ米穀はひと粒ひと粒のお米のチカラを損なわないために徹底した品質管理を行っています。
まず集荷したお米を最適環境である室温14~15°C、湿度60~70%に制御・管理された低温倉庫で鮮度を保ちます。
製品出荷の際には、最新の設備を駆使しての幾重にも及ぶ異物除去と品質チェックを経たものだけがはじめて全国へと送り出されます。
日本屈指の米どころで、生産者との意気が融合してつくりあげるおいしいお米の秘密がここにあります。
安心・安全への取り組み
食品安全管理
グループ会社の精米工場では、残留農薬測定システム、カドミウムの検出システムを導入しております。今までは専門の会社に依頼して調査結果報告まで2~3週間かかっていた計測が短期間で可能となり、その情報を迅速かつ定期的にお客様に提供できる体制となっています。
食味テスト
お米のおいしさは、アミロースといわれるでんぷん質や水分、たんぱく質などのそれぞれのバランスによって決まります。
タカラ米穀では、自社製品の抽出検査を行い、お米のおいしさを総合的に評価した食味値を測定しています。
放射能測定体制
東京電力福島第一原発の事故に伴う放射能測定体制は、放射能測定器を設置し社内測定を実施しております。
また、定期的な外部測定も並行して行い、安心・安全な製品と情報の提供を行っております。
測定器名 | スペクトルサーベイメーター(SAM940-2G) |
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メーカー名 | BNC社(Berkeley Nucleonics Corporation) |
測定核種 | セシウム、ヨウ素 など |
測定対象 | 米(玄米、精米) |
検出限界 | 14ベクレル |
測定単位 | Bq/kg/cps (ベクレルパーキログラムパーシーピーエス) |
測定方法 |
(1)測定対象物を2L容マリネリ容器に詰める。 (2)マリネリ容器の窪み部分に本測定器の検出器を差し込み測定ボタンを押す。 (3)測定値(cps)に換算係数を掛けて、核種濃度を算出する。 |